夫婦のマンネリ、放っておくと本当に怖い。結婚20年の私がそう思う理由

夫婦の続け方

あなたは結婚してから、何年くらい経ちますか?

「最近、なんとなく夫婦って感じがしなくなってきた気がする」

「一緒にいるのが当たり前になりすぎて、もはや夫婦というより、ただの同居人みたいになってきた」

そんなふうに感じたこと、一度でもありませんか?

私はあります。正直に言うと、何度もあります。

結婚して20年。子どもたちが生まれて、二人ともフルタイムで働きながら、ふと気づいたら夫との会話が「今日の晩ごはん、何にする?」とか「子どものこと」だけになっていた時期がありました。

特に喧嘩しているわけでもないし、嫌いになったわけでもない。でもどこか胸の奥のほうで、「あれ…私たち夫婦って、このままでいいのかな」と、ぼんやり思っていたんです。

これが、マンネリの始まりだったのかもしれません。

そしてこのマンネリ、そのまま見て見ぬふりをしていると、じわじわと夫婦の関係に影響してくることがあります。今日は、そのことを自分自身の経験をふまえながら、正直にお伝えできればと思います。


マンネリって、そもそも何が怖いの?

「マンネリくらい、どこの夫婦にもあることでしょ」と思う方も多いかもしれません。

確かにそうだと思います。長年一緒にいれば、最初のころのドキドキが薄れていくのは、ごく自然なことです。

気づけば家庭の中心は子どもになっていくし、毎日の生活をまわすことに精いっぱいになっていく。会話がないわけじゃない。むしろ、家庭としてはちゃんと安定している。

それなのに、なぜマンネリが怖いのか。

それは、「ゆっくり進むから、気づきにくい」という点にあると思っています。

突然、関係が壊れるわけじゃない。ドラマみたいに何か大きな出来事が起きるわけでもない。ただ、じわじわと、気づかないうちに、二人の間の距離が少しずつ広がっていく。

そしてある日ふと、「あれ、いつの間にこうなったんだろう」と感じる瞬間がやってくる。

こんな変化、思い当たることはありませんか?

  • 以前は「おかえり」と立ち上がって迎えていたのに、今はソファから「おかえり」と言うだけになった
  • 夫の話を「うんうん」と聞いているけど、実はあまり内容が頭に入っていない
  • 一緒にいても、スマホを見ている時間のほうが長くなった
  • 記念日を「まあ、別にいっか」と二人ともスルーするようになった

どれも小さなことです。でも、この「小さなこと」が積み重なっていくと、ある日突然気づくんです。

「私たち、心が離れてしまっているかもしれない」と。


マンネリを放置すると起きること

① 会話がどんどん減っていく

マンネリが進んでいくと、まず会話が減ってきます。話すことがなくなるのではなく、話そうとする気持ちが、じわじわと薄れていくのです。

「どうせ話しても盛り上がらないし」「忙しそうだから、後でいいか」そうやって少しずつ後回しにしているうちに、気づいたら「今日、何か話したっけ?」と思い返せないような毎日になっていきます。

私も以前、夫と一日中同じ家にいるのに、まともに会話した時間が15分もなかった日がありました。子どものこと、家事の確認。気づけばそれだけで一日が終わっていたんです。

② 相手への関心が薄れる

会話が減ってくると、次に起きてくるのが「相手への興味・関心の低下」です。

夫が今何を考えているのか、何に悩んでいるのか、最近何が嬉しかったのか。そういうことを、だんだん知ろうとしなくなってしまいます。

これは、相手のことが嫌いになったわけではありません。「もうわかったつもり」になってしまっている状態なのだと思います。

20年も一緒にいると、「どうせこういう人だから」と、無意識に決めつけてしまいがちです。私自身も、そうなっていた時期がありました。

でも、人は変わります。あのころ夫が好きだったものが今も同じとは限らないし、仕事のことも、気持ちのことも、話してみないとわからないことがたくさんある。

相手のことを知ろうとし続けること。それが、夫婦関係を長く生きたものにしてくれるのだと、今は感じています。

③ 小さな不満が溜まりやすくなる

関心が薄れてくると、今度は逆に「不満」が溜まりやすくなります。不思議なことですが、これは多くの夫婦が経験していることだと思います。

相手の良いところが見えにくくなって、気になるところだけが目につくようになってくる。

「また片付けてない」「また返事が遅い」一つ一つは本当に小さなことなのに、まるで感情のゴミ箱がどんどん満杯になっていくような感覚です。

そしてある日、ちょっとしたきっかけで、それがあふれ出してしまう。

大きな喧嘩になることもあれば、爆発すらせずに、ただ静かに冷たくなっていくこともある。どちらにしても、気づいたときには二人の間にじんわりと壁ができてしまっています。

④ 「この先もこのままでいいのか」という不安が生まれる

そして、一番怖いのがここです。

マンネリが長く続くと、ふとした瞬間に「このまま歳をとっていくのかな」という不安や虚しさが、頭をよぎるようになります。

離婚したいわけじゃない。でも、このままでいいとも思えない。

その「なんとも言えないモヤモヤ」を、誰にも言えずに一人で抱えている女性が、本当にたくさんいます。私もずっと、そうでした。

夫のことは嫌いじゃないし、生活も壊れているわけじゃない。でも胸の中にある、このくすぶった感じは何なんだろう——そう思いながら、日々をやり過ごしていた時期がありました。

そのモヤモヤは、決してわがままじゃないと思います。

それは、「もっと夫婦として、ちゃんとつながっていたい」という気持ちの表れなのだと、今の私は感じています。


でも、マンネリは「終わり」じゃない

ここまで少し怖い話をしてきましたが、一番お伝えしたいのはここからです。

なぜ私がマンネリを「本当に怖い」と思うのか。

それは、マンネリが「じわじわと、気づかないうちに大切なものを溶かしていく」からです。

喧嘩でも、裏切りでも、大きな出来事でもない。ただ何となく流れていく毎日の中で、会話が減り、関心が薄れ、不満が積もり、いつの間にか「一番近くにいるのに、一番遠い人」になってしまう。

それが怖いんです。

20年間、同じ人と同じ屋根の下で生きてきた私が、正直にそう感じています。

マンネリは、夫婦関係の終わりを意味しません。

むしろ、マンネリに気づけた今この瞬間が、関係を変えていくスタートラインだと私は思っています。

気づかないまま流されていくのが、一番怖いことだと思います。
でも、「あれ?なんかおかしいな」とふと感じた瞬間、あなたはもうすでに半歩前に進んでいます。

私自身も、マンネリに気づいてから、少しずつ意識を変えてみました。
といっても、特別なことは何もしていません。

夫に「最近仕事どお?」と一言聞いてみた。ご飯を食べるとき、スマホをテーブルに置くのをやめてみた。本当に、そんな小さな事です。いつもと違うことを聞いてみる。

大きな変化じゃなくていいんです。テレビで見たお店に誘ってみるとか。「たまには二人で映画に行かない?」と誘ってみるとか。派手なイベントも、改まった話し合いも、必要なかったんです。

そんな小さな積み重ねが、気づけば二人の間の空気を、少しずつ変えてくれました。


まず今日、一つだけやってみてほしいこと

マンネリを感じているなら、今日からできることがあります。

難しいことは何もありません。ただ一つだけ。

今夜、夫に「最近どう?」と聞いてみてください。

子どものこと、仕事の用件、そういう話じゃなくて、ただ「あなた自身は、最近どう?」という一言でいいんです。

それだけで、何かが少し変わるかもしれません。

夫婦関係は、毎日の小さな積み重ねでできているものだと思います。だからこそ、直すときも、小さなことから始めていけばいい。焦らなくていいし、完璧にやろうとしなくていい。

このブログでは、これからも夫婦関係を長く、温かく続けていくためのヒントを、私自身の経験をもとにお伝えしていきたいと思っています。

「そうそう、うちもこんな感じ」「これ、ちょっと試してみようかな」と思ってもらえたら、それだけで十分嬉しいです。

一緒に、少しずつ考えていけたらと思っています。

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