結婚20年、子どもが巣立ったあとも夫に愛される妻でいたい

夕暮れの中で手をつなぐ40代夫婦|子どもが巣立ったあとの夫婦時間 夫婦の続け方

結婚して20年。振り返れば、楽しかったこともあれば、もう話したくないと思うほど腹が立った日もありました。

それでも私たちは、子育てや仕事、家計のことに向き合いながら、家族としてここまで歩いてきました。今までは、暮らしの中心にいつも子どもたちがいたように思います。

でも、あと数年もすれば、子どもたちはそれぞれの道へ巣立っていくはずです。そのあとに待っているのは、再び夫婦二人の生活です。

二人になった時間を、気まずくて苦しいものにはしたくありません。できることなら、これまで以上に一緒に笑い、新しい楽しみを見つけながら生きていきたい。

だから私は今、夫に一方的な変化を求めるのではなく、私も歩み寄り、夫から愛される妻でありたいと思っています。そして同じように、夫を大切にできる妻でもいたいのです。

寄り添って歩く40代夫婦の後ろ姿

結婚20年、夫婦の中心にはいつも子どもがいた

子どもが生まれてからは、学校、習い事、食事、進学、仕事の予定など、家族の時間はほとんど子どもを中心に回ってきました。

夫婦で話しているつもりでも、内容は子どもの予定や家計のことばかり。「夫と妻」としてではなく、「お父さんとお母さん」として話す時間のほうが多かったように思います。

もちろん、いいことばかりではありませんでした。考え方の違いに戸惑い、お金のことで喧嘩をし、何日も気まずいまま過ごしたこともあります。

それでも20年を一緒に過ごしてきた時間まで、なかったことにはできません。完璧な夫婦ではないけれど、うまくいかない日も含めて、私たちなりの夫婦の歴史なのだと思っています。

結婚生活を振り返った気持ちは、結婚20年目、私たちもマンネリでした。夫婦の絆を育て直した話にも書いています。

子どもが巣立ったあと、また夫婦二人の生活が始まる

子育て中は毎日が慌ただしく、「夫婦二人になったあとのこと」まで、ゆっくり考える余裕はありませんでした。

けれど、その日は少しずつ近づいています。子どもが家を出れば、食卓も休日も、今までより静かになるでしょう。子どもという共通の話題も、少しずつ減っていくかもしれません。

仲が良くなければ、二人だけの時間が苦痛になるかもしれない

夫婦で料理をしながら二人の時間を楽しむ様子

夫婦の会話も共通の楽しみもなければ、長く続く二人だけの時間が苦痛になってしまう可能性があります。同じ家にいるのに、それぞれがただ別々に時間をつぶす。そんな暮らしにはしたくありません。

子どもが巣立ってから急に仲良くなるのではなく、今から少しずつ夫婦の時間を育てておきたい。最近は、そんなことを考えるようになりました。

子育ての終わりを、夫婦の新しい始まりにしたい

子どもが巣立つことを、寂しい出来事だけにはしたくありません。親としての役割が少し軽くなったあと、今度は夫婦で新しい時間を始められると考えたら、未来が少し楽しみになります。

夫に愛される妻でいたい。でも、我慢する妻にはなりたくない

「愛される妻」と聞くと、料理や家事を完璧にこなし、いつも笑顔で夫に尽くす女性を想像する人もいるかもしれません。

でも私は、愛されるために自分の気持ちを押し殺したり、夫の顔色ばかり見たりする関係を望んでいるわけではありません。

愛される妻とは、自分をすり減らして夫に合わせる妻ではありません。
自分を大切にしながら、夫への愛情も素直に伝えられる妻でありたいと思っています。

夫だけに歩み寄りを求めるのではなく、私もできることをする。ただし、私だけが我慢するのでもない。お互いの気持ちを伝え、二人が納得できる場所を探していくことが、これからの夫婦には必要なのだと思います。

中学生時代の元彼に嫉妬した夫(笑)

夕暮れの中で寄り添う夫婦の後ろ姿

この前のお盆、夫と地元へ帰省しました。帰省中、夫は地元の知り合いに会い、昔話で盛り上がったようです。

ところが、帰省から戻った夫はなぜか少し不機嫌でした。理由を聞くと、「そいつの話が出たから嫌な気持ちになった」と一言。話題に出たのは、私が中学生の頃に付き合っていた人のことでした。

もう20年以上連絡を取っておらず、今では連絡先さえ知りません。それなのに、結婚して20年たった夫が、中学生時代の元彼に嫉妬していたのです。

「そんな昔の人に、まだ嫉妬するんだ」と、少しおかしくなりました。同時に、夫は今でも私を一人の女性として見てくれているのかな、と少しうれしくもなりました。これでは地元の同窓会にも行きづらいですね(笑)。

もちろん、相手を束縛したり、行動を制限したりする嫉妬は別です。ただ今回は、夫が「嫌だった」と自分の気持ちを言葉にしてくれたことで、今も私のことを気にかけているのだと感じました。

長く一緒に暮らしていると、夫婦である前に家族になってしまいがちです。だからこそ、結婚20年たった今も一人の女性として見てもらえていることが、少しうれしかったのだと思います。

子どもには内緒の、一泊温泉

子どもたちが休みに実家へ帰省している間、夫と私の休みが合えば、二人で一泊の温泉旅行へ出かけることがあります。子どもたちには内緒です(笑)。

豪華な旅行ではなくても、夫婦だけで食事をして、温泉に入り、普段とは違う場所でゆっくり過ごす。そんな時間は、私たちが父親と母親ではなく、夫婦に戻れる時間です。

家では子どもの予定や家事が気になりますが、二人で出かけると、くだらない話をしたり、これから行きたい場所を話したりできます。

夫婦時間は、特別な記念日だけに作るものではないのかもしれません。短い時間でも、二人で楽しめることを重ねるほうが、私たちには合っています。

子どもが巣立ったあとに叶えたい、夫婦二人の夢

夫婦で各地の温泉を巡りたい

私たちの夢は、子どもが巣立ったあと、夫婦で各地の温泉を巡りながら人生を楽しむことです。

今は仕事や家族の予定があり、いつでも自由に出かけられるわけではありません。それでも、時々出かける一泊温泉が、将来の暮らしの小さな予行練習になっています。

地元との二拠点生活も考えている

もう一つ、夫婦で話しているのが、現在の住まいと私の地元を行き来する二拠点生活です。

すぐに実現できる話ではありませんが、「いつかこんなふうに暮らせたらいいね」と夫婦で未来を話せること自体が、うれしい時間になっています。

温泉巡りと二拠点生活。
子どもが巣立ったあとの人生にも、夫婦で楽しみにできる夢がある。それだけで、これからの二人の時間が少し明るく見えます。

これからの夫婦時間のために大切にしたい7つのこと

1.「ありがとう」を言葉にする

長く一緒にいると、相手がしてくれることを当たり前に感じてしまいます。小さなことでも「ありがとう」と言葉にすることで、相手を大切に思っている気持ちを伝えていきたいです。

2.一緒に笑える時間を大切にする

夫は普段、陽気で冗談ばかり言っている人です。喧嘩をすると頑固で大変ですが、一緒に笑えることは、私たち夫婦の大きな長所だと思っています。

3.夫婦だけで出かける

温泉旅行でなくても、食事や買い物、近所への散歩でもかまいません。父親と母親ではなく、夫婦として過ごす時間を意識して作っていきたいです。

4.自分の希望もきちんと伝える

愛されるために我慢を重ねるのではなく、「私はこう思う」「こうしたい」と伝えることも大切です。言わなくてもわかってもらえると期待せず、穏やかに言葉にしたいと思います。

5.違いを否定せず、歩み寄る

20年一緒にいても、夫と私は別の人間です。考え方や気持ちを切り替える速さも違います。どちらが正しいかを決めるより、二人が納得できるところを探していきたいです。

喧嘩のあとに関係を戻すタイミングについては、夫婦喧嘩で素直に謝れない…謝るタイミングと気まずさを長引かせない伝え方でも紹介しています。

6.妻でも母でもない自分を大切にする

夫婦仲を大切にすることと、自分の時間を持つことは両立できます。お互いが自分の楽しみを持ち、相手の時間も尊重できるほうが、二人の時間も心地よくなるはずです。

夫婦それぞれの時間の持ち方は、休日を別々に過ごす夫婦は仲が悪い?本当に大切な3つの条件にもまとめています。

7.これからの夢を夫婦で話す

温泉巡りや二拠点生活のように、すぐには実現できない夢でも、二人で話すことには意味があります。同じ未来を思い描く時間が、今の夫婦関係も少しずつ近づけてくれると思うからです。

日々の小さな習慣については、仲良し夫婦が自然にやっている5つの習慣も参考にしてください。

愛されることだけでなく、夫の愛情を受け取れる妻でいたい

結婚指輪をした夫婦が手を重ねる様子

夫の愛情表現は、私が期待する形と同じとは限りません。はっきり「愛している」と言わなくても、一緒に出かけようとすることや、私の過去に少し嫉妬することに、気持ちが表れる場合もあります。

愛情が足りないと感じたときほど、「してくれないこと」ばかりに目が向きます。でも、すでに受け取っているものに気づくことも、長く一緒に暮らす夫婦には必要なのかもしれません。

目指したいのは、私だけが愛される関係ではなく、お互いに愛を返し合える関係です。

夫の愛情を素直に受け取り、私からも「一緒にいてよかった」と伝えられる妻でありたいと思います。

よくある質問

子どもが巣立ったあと、夫婦仲が悪くならないか不安です

不安があるからこそ、子どもが家にいる今から、短い会話や二人だけの外出を少しずつ増やしておくことが大切だと思います。大きな旅行ではなく、一緒にお茶を飲むことからでも始められます。

愛される妻になるには、自分から尽くすべきですか?

一方的に尽くしたり、我慢したりする必要はありません。相手への思いやりと同じくらい、自分の気持ちを大切にし、お互いが歩み寄れる関係を目指します。

夫婦だけの共通の趣味がありません

趣味と呼べるものでなくても、一緒に食べたいものや行ってみたい場所を話すところから始められます。わが家にとっては温泉ですが、散歩や外食、テレビ番組でも、二人が楽しめるなら十分です。

まとめ|これからの20年も、夫と一緒に楽しみたい

結婚20年、私たち夫婦にはいいことも悪いこともありました。喧嘩をして気まずくなり、相手の考えがわからなくなった日もあります。

それでも私は、子どもが巣立ったあとも夫と一緒にいたい。各地の温泉を巡り、地元との二拠点生活をしながら、二人の人生を楽しみたいと思っています。

そのためには、夫だけに変わってもらうのではなく、私も歩み寄ることが必要です。愛されるために我慢するのではなく、自分を大切にしながら、夫への愛情を素直に伝えていきたいです。

結婚20年は、夫婦の完成ではなく、これから始まる新しい夫婦時間の入口なのかもしれません。子どもが巣立ったあとも、夫と笑いながら、二人の人生を紡いでいきたいと思っています。

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