子どもが小さい頃は、休日といえば家族みんなで出かけるのが当たり前でした。
どこへ行くか、何を食べるか。いつも子どもの予定を中心に考えていたように思います。
でも、子どもは少しずつ大きくなります。
親と一緒に出かけるより、友達と遊びに行く日が増え、休日に夫婦だけで過ごす時間も自然と増えてきました。
子供が大きくなったら、夫婦二人で何をして過ごせばいいんだろう。

そんな戸惑いを感じる方もいるかもしれません。
わが家には大学生と中学生の男の子がいます。まだ完全に子育てが終わったわけではありませんが、以前に比べると夫婦だけで過ごす時間は確実に増えました。
だからといって、毎回特別なデートをしているわけではありません。
週末に食材を買いに行ったり、車の中で話したり、家で好きなドラマを見たり。そんな何気ない時間が、今の私たちにとっての夫婦時間になっています。
子どもが大きくなると、家族の休日も少しずつ変わる
子どもが友達と出かけるようになることを、私は寂しいとはあまり感じません。
仲のいい友達がいて、一緒に楽しい時間を過ごせることは、とても喜ばしいことだと思っています。
「友達とマックに行ってくる」
そんなふうに言われると、少しうらやましくなるくらいです。
私が育った地元には、近くにショッピングモールもマクドナルドもありませんでした。子どもの頃、友達同士で気軽に出かけるという経験は、ほとんどできませんでした。
だからこそ、息子たちが友達と出かける日は「楽しんでおいで」と送り出したいと思っています。
毎週出かけるわけでもないので、そんなときは3,000円ほど渡すこともあります。
親より友達を優先するようになったからといって、家族が嫌になったわけではありません。
子どもの世界が、家の外にも広がってきたということ。
それも成長のひとつなのだと思います。
子どもが出かけた休日、夫婦はどう過ごす?

子どもが自分の予定で出かけるようになると、家に残るのは夫婦二人です。
急に二人きりになると、何をして過ごせばいいのか分からない方もいるかもしれません。
でも、無理に特別な計画を立てなくてもいいと私は思っています。
旅行へ行ったり、おしゃれなお店を予約したりすることだけが、夫婦の時間ではありません。
買い物や食事など、いつもの用事を一緒にするだけでも、二人で過ごす時間は作れます。
わが家の場合、その始まりは夫のひと言です。
わが家の夫婦時間は「今週の予定は?」から始まる
週末が近づくと、夫からよく聞かれます。
「今週の予定は?」
どこか特別な場所へ行きたいという意味ではなく、必要な買い物があるのか、家族の予定はどうなっているのかを確認してくれているのだと思います。
わが家には大学生と中学生の男の子がいるので、食材もかなりの量が必要です。
お肉や飲み物、お米、日用品。家族4人分をまとめて買うと、買い物袋はすぐにいっぱいになります。
そのため、基本的には週末に夫婦でまとめ買いをしています。
途中で足りないものが出てきたときは、仕事帰りに私が買うこともあります。でも、量の多い週末の買い物は、夫が一緒に来てくれるので本当に助かっています。
重い荷物を持ってくれる夫
買い物が終わると、夫はいつも率先して荷物を持ってくれます。
特別にお願いしているわけではありません。重そうな袋を見つけると、自然に手を伸ばしてくれます。
スーパーの駐車場で、奥さんが大きな荷物を抱えて車へ歩いているのに、ご主人は車の中で待っている、という光景を見かけることがあります。
もちろん、そのご夫婦にしか分からない事情があるかもしれません。体調が悪いのかもしれないし、先に別の荷物を運び終えたところなのかもしれません。
それでも私は、そんな姿を見ると少し寂しい気持ちになります。
そして同時に、当たり前のように荷物を持ってくれる自分の夫の優しさに、あらためて気づかされます。
夫婦の愛情は、言葉だけではなく、日常の小さな行動にも表れるもの。
結婚して20年。慣れてしまっていることもたくさんありますが、夫がしてくれることを当たり前だと思わず、きちんと感謝したいと思っています。
買い物も、見方を変えれば夫婦の時間になる

週末のスーパーへの買い出しは、華やかなデートではありません。
必要な食材を選び、日用品を買い、重い荷物を車に積んで帰る。やっていることだけを見れば、ただの家事です。
それでも、車の中で話したり、ついでに別のお店へ寄ったり、ときにはショッピングモールを見て回ったりすることがあります。
それだけで、ちょっとしたプチデートのような時間になります。
若い頃のように、デートのためだけにおしゃれをして一日出かけることは少なくなりました。
今は、用事のついでに二人で楽しむくらいが、私たちにはちょうどいい。
夫婦の時間を作ろうと頑張りすぎると、それ自体が負担になることもあります。
「デートらしいことをしなくては」と考えるより、いつもの買い物に少し楽しみを加える。そのくらいの気軽さが、長く続けるコツなのかもしれません。
家にいる日にも、二人で楽しめることはある
出かけない日は、家でドラマや映画を見ることもあります。
私たちは『踊る大捜査線』『ラストマン』『99.9』など、二人とも興味のある作品があれば一緒に見ます。
もちろん、好みがすべて同じというわけではありません。夫はお笑いや釣り系の番組もよく見ますが、私はあまり見ません。
だから、相手が見るものに毎回付き合うわけではなく、好きなものが重なったときに一緒に楽しむという感じです。
お酒を飲みながら過ごす夜もあります。
夫は簡単なカクテルなら自分で作り、私の分も用意してくれます。私たちは甘めのロゼのスパークリングワインも好きです。
何千円もする高価なものではなく、コストコや酒店で買える気軽なものを選びます。
大切なのは値段ではなく、二人で「おいしいね」と言いながら楽しめること。家の中で過ごすいつもの夜も、少しの工夫で夫婦の時間になります。
ほかにも気軽に始められる過ごし方は、夫婦で始めるお金のかからない趣味10選で紹介しています。
ずっと一緒に過ごさなくても大丈夫
夫婦二人の時間が増えたからといって、休日を最初から最後まで一緒に過ごす必要はありません。
夫婦でも、それぞれ好きなことや、一人で過ごしたい時間があります。
一緒に出かける日があってもいいし、それぞれ別のことをする日があってもいい。
無理に同じ趣味を持たなくても、好きなものが重なる部分だけを一緒に楽しめば十分だと思います。
ずっと一緒にいることよりも、一緒にいる時間をお互いが心地よいと思えることのほうが大切です。
近すぎず、離れすぎず。結婚生活が長くなるほど、自分たちにちょうどいい距離を見つけることが必要なのかもしれません。
別々に過ごす休日については、休日を別々に過ごす夫婦は仲が悪い?本当に大切な3つの条件にもまとめています。
子どもが巣立つ前から、夫婦二人の習慣を作っておく
子どもが完全に巣立つ日は、まだ少し先です。
でも、その日が来てから急に夫婦二人の関係を作り直そうとしても、戸惑ってしまうかもしれません。
だからこそ、今のうちから小さな二人時間を積み重ねておきたいと思っています。
今から始められる、小さな夫婦時間
- 週末の買い物に一緒に行く
- 車の中で最近あったことを話す
- 好きなドラマを一緒に見る
- 飲み物を用意して家でゆっくりする
- 次に行きたい場所を話してみる
このくらいなら、忙しい共働き夫婦でも始められます。
子どもが中心だった生活から、夫婦二人の生活へ。
その変化は、ある日突然訪れるものではなく、子どもの成長とともに少しずつ始まっているのだと思います。
これからは、夫婦の夢も育てていきたい

子どもたちが巣立ったら、夫婦で各地の温泉を巡りながら過ごすことが、私たちの夢です。
実際に、子どもたちが春休みなどで実家へ帰っているとき、夫と休みが合えば二人で一泊の温泉旅行へ行くこともあります。
子どもたちには内緒です(笑)
夫婦二人だけで出かけると、子育てや仕事から少し離れ、昔の二人に戻ったような気持ちになります。
地元との二拠点生活も、夫婦で話している夢のひとつです。
今すぐ実現できるわけではありません。それでも、「いつかこんな暮らしができたらいいね」と二人で話せることが、今の生活の楽しみにもなっています。
子どもが巣立ったあとの未来については、結婚20年、子どもが巣立ったあとも夫に愛される妻でいたいにも書いています。
まとめ|子どもの成長と一緒に、夫婦の時間も育てていく
子どもが友達と出かけるようになると、家族で過ごす休日は少しずつ減っていきます。
でも、それは寂しいことばかりではありません。
子どもに自分の世界が広がり、親にも新しい時間が戻ってくるということです。
わが家の夫婦時間は、週末の買い物やドライブ、家で見るドラマなど、ごく普通の日常の中にあります。
特別なデートでなくてもいい。
「今週の予定は?」と聞いてくれること。重い荷物を当たり前のように持ってくれること。二人で同じドラマを見ながら笑えること。
そんな小さな積み重ねが、これからの夫婦関係を作っていくのだと思います。
子育てが落ち着いたあとも、夫婦の人生は続きます。
私も夫と一緒に、これからの二人時間をゆっくり紡いでいきたいです。


