
山の神・柏原竜二は現在何してるのか?結婚はしている?子供はいる?
箱根駅伝の伝説ランナーの“第2の人生”をどう生きているのか、まとめてみました。
箱根駅伝で「山の神」と呼ばれ、一躍時の人となった柏原竜二さん。
東洋大学時代には数々の伝説を残し、多くのファンの記憶に刻まれています。
では、あの栄光から十数年たった今、柏原さんはどのような人生を歩んでいるのでしょうか?
本記事では、柏原竜二さんの現在の活動、仕事の内容、大学院進学の理由に加えて、結婚した妻や2人の子供との家族生活についてもご紹介します。
伝説のランナーがどのように“第2の人生”を走っているのか、その姿に迫ります。
柏原竜二プロフィール|“山の神”と呼ばれた理由とは?

まずは柏原竜二さんの基本情報を確認してみましょう。
項目 | 内容 |
---|---|
名前 | 柏原 竜二(かしわばら りゅうじ) |
生年月日 | 1989年7月13日 |
出身地 | 福島県いわき市 |
出身大学 | 東洋大学 |
所属(元) | 富士通陸上競技部 |
愛称 | 3代目「山の神」 |
家族 | 妻(八木菜緒さん)、娘2人 |
柏原さんが「山の神」と呼ばれたのは、大学時代に出場した箱根駅伝での圧倒的な走りがきっかけです。
特に山登りの5区で見せた快走は、今も語り継がれる伝説となっています。
箱根駅伝で名を刻んだ「山の神伝説」
2009年から2012年まで4年連続で箱根駅伝に出場した柏原さん。
特に注目されたのは、5区の山登りです。
2009年の初出場では区間新記録を樹立し、東洋大学を初優勝に導きました。
その後も5区で無類の強さを発揮し、大学4年間で3度の総合優勝に貢献しました。
全日本大学駅伝でアンカーとして襷を受け1分40秒差でトップの駒澤(窪田忍)を追った。
ウィキペディアより引用
自身は区間賞となる走りを見せたが結局30秒差で追いつかず柏原はこのときのみ人前で涙を流したと言われている。
2012年1月2日、第88回箱根駅伝では4年連続4回目の5区に出走。
初めて首位で襷を受け取り、その後も独走。2010年に自身が作った区間記録1時間17分8秒を29秒上回る1時間16分39秒で走り、4年連続往路優勝で、前年記録した往路大会記録も更に更新した。
4年連続の区間賞は史上8人目だが、同一区間では大久保初男(5区、第50回-第53回)以来35年ぶり2人目となる。
また、これにより在学中4年間の記録で5区区間記録の1~4位を独占することとなった。
翌日の1月3日も東洋大学は箱根駅伝総合優勝を大会新記録で果たし、2年ぶり3回目の「金栗四三杯」を受賞した。
往路2位の早稲田大学には5分7秒の大差をつけ、更に20大学中13大学が翌日の繰上げスタートとなった。
2位と5分以上の大差がついたのは24年ぶりであり、また、繰り上げスタートが10大学以上になったのは18年ぶりである。
柏原竜二は現在何してる?富士通勤務と解説者の顔

大学卒業後は富士通に入社し、陸上競技部に所属。実業団選手として活躍しましたが、度重なるケガの影響で2017年に現役を引退しました。
現在は富士通のスポーツ推進室に勤務しながら、箱根駅伝をはじめとした駅伝・マラソンの解説、講演活動、イベント出演など多方面で活躍しています。
YouTubeやSNSでも情報を発信しており、「走る人から伝える人」へと役割を変えて、スポーツ界に貢献しています。
30代で再び学び直し!東洋大大学院へ進学
2024年、柏原さんは母校・東洋大学の大学院へ進学。専攻は社会心理学で、「伝える力」を磨くことを目的に研究を行っています。
アスリート時代の経験を活かしつつ、研究者としても成長を目指す姿勢は、多くの人に刺激を与えています。
柏原竜二は結婚してる?妻はアナウンサー八木菜緒さん
私生活では2018年、アナウンサーの八木菜緒(やぎ なお)さんと結婚。八木さんはラジオNIKKEIなどで活躍しているフリーアナウンサーです。
お二人は互いを支え合うパートナーとして知られており、SNSでも夫婦の仲睦まじい様子が伝わってきます。
子供は2人の娘!育児も夫婦で“たすきリレー”
柏原さんには2人の娘さんがいます。2020年に長女、2022年に次女が誕生しました。
仕事や学業で忙しい中でも、夫婦で家事・育児を分担しながら生活しているとのこと。
「夫婦で協力しながら子育てをしている」というエピソードは印象的です。
家庭と仕事を両立!父として研究者として走り続ける日々
柏原さんは、父親として家庭を支えながら、社会人・研究者・解説者として多彩に活動しています。
SNSでは子育ての一コマや研究生活についても発信しており、多くのファンから応援の声が寄せられています。
「山の神」として走っていた頃と同じように、今も目の前の道を全力で駆け抜けている姿は、多くの人に勇気を与えています。
山の神・柏原竜二の“第2の人生”はこれからも続く

箱根駅伝で伝説を残した柏原竜二さんは、現在は「伝える立場」としてスポーツ界や社会に貢献し、プライベートでは良き夫・良き父として家庭を築いています。
現役引退後も挑戦を続けるその姿は、まさに第2の人生を走るランナー。今後の活躍にもますます注目が集まりそうです。
柏原竜二の大学時代の記録・成績
年 | 大会・区間 | 成績・タイム・特徴 |
---|---|---|
2009 (東洋大1年) | 第85回箱根駅伝 5区(山登り区間) | 区間賞。タスキを受けた時点でトップとの差が約5分あったが、8人をごぼう抜きして走り、区間新記録 1時間17分18秒 を記録。総合優勝に貢献。 スポーツブル+5元気満々+5BBM Japan+5 |
2010 (2年) | 第86回箱根駅伝 5区 | 再び区間新記録を更新し、1時間17分08秒。東洋大学が往路優勝・総合優勝を果たす。 J-CAST ニュース+3hakonesaijo.sakura.ne.jp+3BBM Japan+3 |
2011 (3年) | 第87回箱根駅伝 5区 | 区間賞。タイムは 1時間17分53秒。区間新ではなかった年。 hakonesaijo.sakura.ne.jp+2BBM Japan+2 |
2012 (4年・主将) | 第88回箱根駅伝 5区 | 区間賞かつ区間新記録をマーク。タイムは 1時間16分39秒。往路・総合とも東洋大学で優勝。 スポーツナビ+4元気満々+4スポニチ Sponichi Annex+4 |
その他、大学時代の記録・成績として:
- 箱根駅伝で 4年連続 5区で区間賞を獲得。 BBM Japan+2日本テレビ+2
- 区間新記録を3回達成(2009年、2010年、2012年) BBM Japan+2hakonesaijo.sakura.ne.jp+2
- 東洋大学で 3回の総合優勝に貢献した。 BBM Japan+2so-net.or.jp+2
- 関東インカレ等、大学のトラック種目10000mで表彰台に立っていたという記録。 stand.fm (スタンドエフエム) 音声配信プラットフォーム
実業団時代の主な記録・成績
年 | 大会・区間 | 成績・タイム・特徴 |
---|---|---|
2013 | ニューイヤー駅伝(富士通所属)6区 | 区間 4位。 BBM Japan+2J-CAST ニュース+2 |
2015 | ニューイヤー駅伝 5区 | 区間 7位。 BBM Japan+2J-CAST ニュース+2 |
2016 | ニューイヤー駅伝 5区 | 区間 9位。 BBM Japan+2J-CAST ニュース+2 |
2015 | 青梅マラソン(30kmの部) | 3位に入賞。 BBM Japan+2財経新聞+2 |
2015またはそれ以前 | フルマラソン挑戦 | シドニーなどでフルマラソンを経験。自己ベストは 2時間20分45秒。 J-CAST ニュース+1 |