【訃報】声優・西村知道さん あのジブリ作品にも出演していた!

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2025年12月、声優・西村知道(にしむら ともみち)さんの訃報が報じられました。
多くのファンや関係者が悲しみに包まれています。
アニメファンの間では「安西先生の声の人」として広く知られていますが、実はスタジオジブリ作品にも出演していたことをご存じでしょうか。

優しく、あたたかく、どこか人生の深みを感じさせる声。
その存在は、作品の中で主役よりも静かに、でも確かに輝き続けていました。

この記事では、西村知道さんが残したジブリ作品での役どころ、代表作、そして胸に残る名シーンを振り返ります。

■ 西村知道さんはジブリ作品にも出演していた

西村さんは、スタジオジブリ作品に声の出演をしています。

  • 『魔女の宅急便』:時計塔の番人
  • 『天空の城ラピュタ』:軽便鉄道の機関士

どちらもセリフ量は多くありません。

『魔女の宅急便』では、時計塔の番人の老人として登場します。
主人公のキキが『海に浮かぶ街』と言って訪れた街で最初に会話をする登場人物です。
この時計塔の老人との会話でキキは『この街にする!』と期待と希望に胸を膨らませます。

『天空の城ラピュタ』では、機関士役で登場します。
海賊から逃げるときに主人公のパズーとシータを助けてくれた人物です。

■ 代表作といえば「スラムダンク」の安西先生

西村知道さんの名前を広めた最大の役といえば、やはり『スラムダンク』安西先生でしょう。

安西先生
安西先生

「諦めたら、そこで試合終了だよ。」

この言葉は、アニメファンを超えて、多くの人の座右の銘となり広く引用されています
西村さんの声が持つ優しさ、重さ、あたたかさが、このセリフを永遠の名言にしたと言っても過言ではありません。

また、『機動戦士ガンダムZZ』のマシュマー・セロ役、ナレーションや吹き替えなど、多ジャンルで活躍されました。

■ 西村知道さんの声が愛された理由

西村さんの声が多くの人の心に響いたのは、声そのものに「人生」があったからではないでしょうか。

威圧しない、でも深く響く。
優しいけれど、軽くはない。
聴くだけで「心がほっとする声」だったと語るファンもいます。

1986年生まれの私にとっては、安西先生よりもジブリの2作品の方が印象に残っています。
この2作品と共に私は子供時代を過ごし、何度も何度もこの作品に励まされてきました。
同じように思われている方がたくさんいらっしゃると思います。

■ 最後に

西村知道さんが残した声は、これからも作品の中で生き続けます。
アニメを見返すたび、またふと流れるセリフに触れるたび、多くの人が「この声、忘れられないな」と感じるでしょう。

どうか安らかに。
そして、たくさんの名演をありがとうございました。

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