
スタジオジブリより引用
ジブリの名作『火垂るの墓』は、楽しいと思えるようなアニメ映画ではありません。
一度見ると大きな衝撃と、たくさんの感情が沸いています。涙無くしては見れません。
太平洋戦争末期の神戸を舞台に、兄妹が必死に生き抜こうとする姿を描いた、実話をもとにした物語です。
正直に言うと、「面白い」とか「楽しい」という感覚で楽しめる作品ではありません。
むしろ、見るたびに胸が痛くなり、切なさやかわいそうという感情が強く心に残ります。
それでも、この映画を一度は見てほしい理由があります。
それは、戦争の悲惨さや家族の絆、そして後世に伝えるべき大切なメッセージが、私たちに強く訴えかけてくるからです。
まだ『火垂るの墓』を見たことがない方も、この作品が伝えようとする物語に触れることで、きっと心に深い何かを感じるはずです。
ジブリ映画の火垂るの墓は実話をもとにしている?
『火垂るの墓』は、スタジオジブリが制作したアニメ映画で、1988年に公開されました。
監督は高畑勲で、原作は野坂昭如の小説『火垂るの墓』です。
この作品は、原作者の野坂さんの実体験をもとに書かれた物語です。
第二次世界大戦末期の日本を背景に、戦争の悲惨さと家族の絆を描いています。
ジブリ映画では空襲で母を亡くした兄妹・清太と節子が必死に生きようとする姿を描いています。
特に節子の幼い視点から見える戦争の悲惨さが強烈で、多くの人に深い感動と衝撃を与えた作品です。