ハーフならではの国際的なルーツが魅力のピサノ選手
ピサノ・アレクサンドレ幸冬堀尾選手は、父がカナダ人、母が日本人のハーフです。
彼のフルネームからもわかるように、日本と海外の文化が融合した背景を持っています。
愛知県春日井市で生まれ育ち、日本での生活を基盤としながらも、国際的な視野と独自の価値観を身につけてきました。
「ピサノ」という姓は父方のものであり、日本ではあまり見かけない名前です。
そのため、プロ入り後も一度聞いたら忘れないインパクトのある存在として注目を集めています。こうしたユニークなルーツも、彼の人気の一因となっています。
ピサノ・アレクサンドレ幸冬堀尾選手のプロフィール
項目 | 内容 |
---|---|
名前 | ピサノ・アレクサンドレ幸冬堀尾(ぴさの・あれくさんどれ・こうと・ほりお) |
生年月日 | 2006年1月10日(19歳) |
出身地 | 愛知県春日井市 |
国籍 | 日本(父:カナダ人、母:日本人) |
身長 / 体重 | 197cm / 90kg |
ポジション | ゴールキーパー(GK) |
所属クラブ | 名古屋グランパス |
背番号 | 35 |
利き足 | 右足 |
呼び名 | ピサノ、アレックス |
代表歴 | U-15・U-16・U-17・U-20・日本代表(2025年E-1選出) |
名古屋グランパスの下部組織からトップチームへ昇格
ピサノ選手は、地元クラブであるFC.フェルボール愛知を経て、名古屋グランパスU-18に所属。
ユース世代では早くから才能を発揮し、チームの守護神として活躍しました。
その実力が評価され、2023年にトップチーム昇格が内定。
2024年に名古屋グランパスのトップチームへ正式に加わりました。
プロデビュー戦で堂々の無失点!ハーフ選手の注目度が急上昇
2024年4月に開催されたルヴァンカップで、ピサノ選手はついにプロデビューを果たしました。
この試合では見事なセービングを連発し、チームの勝利とクリーンシート(無失点)に貢献。
長身とリーチの広さを活かしたプレーで、ピッチに立つ姿はまさに圧巻でした。
日本代表に初選出!ハーフとしてA代表の舞台へ
2025年には、ついに日本代表に初選出。EAFF E-1サッカー選手権のメンバーに選ばれ、A代表としての第一歩を踏み出しました。
ハーフ選手として国際大会に出場する姿は、多様性の広がる日本サッカー界において象徴的な存在です。
名前に込められた想いと家族との絆
「幸冬(こうと)」という名前には、家族の深い愛情が込められています。
亡くなった愛犬「ハッピー(幸)」と、誕生月である「冬」を掛け合わせた特別な名前です。
日本名の「堀尾」とともに、フルネームはピサノ選手のルーツと絆を象徴しています。
ピサノ選手のこれからに期待が高まる
10代でプロデビューし、わずか1年足らずで日本代表に選出されたピサノ選手。
ハーフという個性を武器に、そして日本で磨かれた技術と冷静な判断力をもって、今後のJリーグ、さらには世界の舞台でも活躍が期待される逸材です。
ファンとしては、これからの飛躍を見守っていきたい存在です。