ヒグチアイってどんな人?

出身高校・大学から見える音楽の原点とデビュー前の軌跡
■ プロフィール
項目 | 内容 |
---|---|
名前 | ヒグチアイ |
本名 | 樋口愛 |
生年月日 | 1989年11月28日 |
年齢 | 35歳(2025年現在) |
出身地 | 香川県生まれ、長野県育ち |
職業 | シンガーソングライター |
所属レーベル | ポニーキャニオン |
活動開始 | 2014年(インディーズ活動開始)、2016年メジャーデビュー |
代表曲 | 「悪魔の子」「まるで幸せ」「劇場」「もしももう一度恋をするのなら」など |
担当楽器 | ピアノ(2歳から習い始め)、キーボード |
公式サイト | https://www.higuchiai.com |

■ 強いのに、どこか儚い。――ヒグチアイというアーティスト
「悪魔の子」や「まるで幸せ」など、
聴く人の心にまっすぐ突き刺さる言葉と歌声で知られるヒグチアイさん。
彼女の音楽には、傷つきながらも生きていく“人間らしさ”が溢れています。
そんなヒグチアイさんは、どんな環境で育ち、どうやって音楽と出会ったのでしょうか。
■ 幼少期と出身地
――香川で生まれ、長野で育つ
ヒグチアイさんは1989年11月28日生まれ。
香川県に生まれ、長野県長野市で育ちました。
2歳からピアノを始め、クラシック音楽に親しんでいたそうです。
のちにヴァイオリンや合唱、声楽、ドラムなど、幅広い音楽に触れながら育ちました。
その影響か、彼女の曲にはクラシックの旋律の美しさとポップスの感情的な表現が見事に融合しています。
■ 出身高校と大学
――音楽を専門的に学んだ学生時代
ヒグチアイさんは長野県長野吉田高等学校(通称:吉田高校)を卒業しています。
長野県長野市吉田二丁目にある高等学校です。
地元・長野県の高校を卒業後、音楽大学(ジャズ・ヴォーカル専攻)に進学しています。

- 長野吉田高校の偏差値
- 長野吉田高校の偏差値は58です。
- この偏差値は、長野県の公立高校の中で上位に位置するレベルであり、全国の受験生全体で上位約15.87%に相当します。
大学進学を機に18歳で上京し、本格的に音楽活動をスタートさせました。
18歳で鍵盤弾き語りシンガーソングライターとして活動を開始。あるオーディションで約4,000組の中から最優秀賞を獲得する。
■ デビュー前の活動
――“心の痛み”を歌に変えていった下積み時代
デビュー前から彼女の歌は「心に刺さる」と話題になっていました。
10代の頃から作詞・作曲を行い、
インディーズ時代には自主制作アルバムを手売りするなど、
ひとりで音楽活動を続けていたそうです。
2012年9月6日、渋谷O-WESTにて自主企画とレコ発ライブを行う。
ウィキペディアより引用
2013年9月5日、渋谷O-WESTで再び自主企画を行い、200人以上を動員。年間150本以上のライブをこなしながら自主制作のCDを精力的に販売する地道な活動の結果、Twitterのフォロワー数が5,000人を超える。
その頃の経験を、ヒグチアイさんは
「誰も知らない場所で、誰かが聴いてくれるだけで嬉しかった」と語っています。
2014年、ファーストアルバム『三十万人』をリリース。
その後『全員優勝』『百六十度』と作品を重ね、
2016年にメジャーデビューを果たしました。
■ 有名になるきっかけ
――『進撃の巨人』で世界が注目
2022年、TVアニメ『進撃の巨人 The Final Season Part2』の
エンディングテーマ「悪魔の子」を担当。
壮大で切ない世界観が世界中で話題となり、
YouTubeでは再生回数が5000万回を超える人気曲に。
この作品をきっかけに、ヒグチアイさんは
“魂で歌うアーティスト”として国内外から注目を集めるようになりました。
■ 今のヒグチアイをつくったもの
音楽大学で磨いた表現力、
地道なライブ活動、
そして幼いころから育んだ音楽への愛。
どの時代のヒグチアイさんも、
「人の心をまっすぐ見つめる」という姿勢が変わりません。
彼女の歌は、悲しみも、喜びも、全部“生きている証”として包み込んでくれる。
そんな優しさが、今も多くの人を惹きつけています。
■ まとめ
ヒグチアイさんは、派手なエピソードよりも、
真摯に音楽と向き合ってきた人生そのものが魅力のアーティスト。
香川・長野で育った自然の中の感性、
そして音大で磨いた確かな技術が、
今のヒグチアイの“心に響く音楽”を支えています。